CosmoNote ボーカルレコーディング機材紹介③
こんばんは!今回はCosmoNoteの4th Albumに収録の「シカーダ」で使用した、アウトボードコンプレッサー
KLARK TEKNIKの76-KTについてご紹介していこうと思います!
まずこちらKLARK TEKNIK 76-KTなんですけど、ロック向きボーカルコンプで有名なUniversal Audio社の1176というコンプレッサー
のクローン製品になります。
そっくりな見た目をしていますね(笑)
ただ電源スイッチは表面に設置されており、ユーザビリティを考慮している設計で個人的にはポイントが高いです(笑)
コンプについてですが、このタイプのコンプレッサーはFET(トランジスタ)を使用し、入力電圧によって音信号を圧縮していく方式です。
大きな特徴はオプト式や他のタイプの動作方式のコンプよりも早いアタックを持ち、キックや、ベース、またボーカルなどトランジェントの強い
楽器を制御しやすいです。
個人的には、アコギもこれを使って掛け録りするのが好きです(笑)
また、レシオボタン前押の少し過剰にかかった歪もロックに最適です。
コンプのパンチ感といえば1176系ですね!
掛け方のコツでいうと76本体のインプット、アウトプットは適度な入出力で固定し、マイクプリアンプのゲインでリダクションを探るのが
分かりやすくて、かつ事故らないかなと思います。
ボーカルトラックのレコーディングでは特によく使っていて、音像がぐっと前に定位してくれます。
掛け録りすると、レベルの管理もとてもしやすいので楽ですね~(笑)
以上が76-KTについての所感となります!
3万6千円弱ととてもお手頃な価格で、初めてのアウトボードコンプにはとてもオススメできるコンプかなと思います!
詳しくは公式サイトをご覧ください!↓
では次回はマイクプリアンプについてご紹介していこうかと思いますので、よろしくお願いします(^^♪
では~ノシ