Rupert Neve Designs Shelford Channel サウンドレビュー
お久しぶりの投稿になりましたが、今回はRupert Neve DesignsのShelford Channelについて、
サウンドや所感について書いていきたいと思います。
こちらの機材は、Rupert Neve Designsから発売のチャンネルストリップになります。
チャンネルストリップとは、マイクプリアンプ、EQ、コンプレッサーなどが一体化したものになっており、現代の宅録環境では、
とても使いやすい製品でございますヨ。
肝心な音についてはとにかく太くて艶のあるいい音の一言です。
オールドニーブのような質感とも違い、現代的でレンジの広く、クリアな音像でアニソンやJpopにピッタリではないでしょうか
マジで最高!(笑)
次にEQセクションについてですが、こちらはインダクタ方式を採用しており、非常にナチュラルで、オーバー気味に
ブーストしても音楽的に破綻しにくく、とても扱いやすいです。
ローやミッドのフリークエンシーはボディ鳴りの220Hzや、サウンドの中心部分の1.8kHz、また、ハイは切り替えスイッチで
8kHzと16kHzを選択することができます。
素晴らしい…
では続いて、コンプセクションになります。
コンプのRatioは1.5:1/2:1/3:1/4:1/6:1/8:1/と幅広く選ぶことができ、またTimingも
FAST/MF/MED/MS/SLOW/AUTOが選択でき、プッシュボタンでさらにFASTが選択できます。
ボーカル等にFASTFASTで2:1で掛けると自然なコンプレッションで歌いやすくなります。
また、BLENDノブで原音にパラレルミックスすることが可能で、強く圧縮して、BLENDノブで調節したりするのも
サウンドの幅が広まりおすすめです。
最後のセクションはTEXTUREと言って、RNDのトランスを混ぜることが可能となっています。
これはRNDトランスを通すことによって、倍音が付加され、非常にシルキーなサウンドメイキングができます。
IN THE BOXでの作業にひと手間、リトラッキングするだけで音に艶や立体感を付与することができるのでおすすめです。
またセクション外ではありますが、インプットに、DIインプット、Micインプット、Lineインプットを、
アウトプットに、Lineアウトプット、-6dbLineアウトプットを備えており、ギターやベースをDIインプットに
マイクををMicインプット、オーディオインターフェースからLineインプットに繋ぎ、機材に合わせ、アウトプットを選んで
使用するといった、利便性が非常にユーザー目線で素晴らしいです。
詳しい機材詳細に関しては公式をご覧ください
https://hookup.co.jp/products/rupert-neve-designs/shelford-channel
まさに現代のチャンネルストリップのナンバー1に相応しいのではないでしょうか?(笑)
ほんとめちゃくちゃいい機材、満足度ナンバー1は間違いないです。(笑)
まだ本チャンのボーカルレコーディングでは使っておりませんが、次のCD制作ではこの機材が大活躍間違いなしです。
お楽しみに!
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